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長寿命化工事と自前作業


正月の地震が発生してから1ヶ月以上が経過しました。

新潟市では西区の液状化現象により家が傾く被害など聞かれますが、

幸い私たちが生活する南区では大きな被害の報告はなく日常生活を送ることができています。

そして普段通りに生活できることに改めて感謝しなければならないと感じています。


被害に遭われた方も多くいらっしゃると思いますが、一日も早く普段通りの生活に戻れるようお祈り申し上げます。





さて今回は庄瀬地区農地資源保全会の活動の紹介をしたいと思います。

経年により老朽化した建物を将来に渡って長く利用できるようにするために、単に不具合箇所を改修するだけではなく、

機能や性能を加える工事「長寿命化工事」というものがあります。

この工事は業者に依頼を行い、設計図を起こし専門業者による施行が主になります。


例えば、U字溝の敷設など

U字溝といえば、道路の脇にある排水溝といえばわかりやすいかと思いますが、田畑などに隣接している排水溝は大量の水を排出するため大きさが違います。

また昔から存在する排水溝はU字溝ではないため、泥や草などが溜まりやすい状況になっていることから、

不便を解消し将来的に長く利用していくための工事が「長寿命化工事」となります。

この工事は秋の収穫が終わり、田畑が空いた状況からスタートすることが多く、年明けの2月末くらいまでの期間で工事を行なっていただいています。

一年で一番寒いタイミングでの工事に感謝しています。


この工事にかけられる予算の上限があり、広大な農地を工事をしていくには進捗が乏しく感じてしまいますが、一年一年少しずつ更新されていますので、長い目で10年〜20年先の未来に向けた整備になっていることは間違いありません!






上記工事が予算の都合上できなかった部分を地元農家や住民でプラスアルファの工事をしたりもします。

掲載写真がその工事風景になりますが、法面の崩壊を防ぐためにコンクリート版を敷き詰める作業の一例になります。

資格保有者によるバックホーのオペレーションの元、地道に安全第一で施工を行なっています。


普段農家をしている方もサラリーマンをされている方もこの活動に参加されたようですが、なかなか緊張感のある工事だったと感想を教えてくれました。


庄瀬地区農地資源保全会本部としても安全管理の徹底を促し、事故の無いように今後も取り組んでいかなければならないと感じています。

また、農地を保全・維持するために地元住民の参加に感謝したいと思います。

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