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日本には新年度という4月から始まる風習があります。
学生は入学式、社会は入社式などなど
農家にとっては、田植えの季節となり田おこしがはじまります。
そして庄瀬地区農地資源保全会も新年度を迎え11年目の活動が始まりました。
組織として何が大きく変わることもないのですが、地域を見渡すと離農の問題など私たちの暮らしの根幹となる一次産業にジワジワと亀裂が入り始めているように感じています。
そして空白の30年間というツケが、世界規模のインフレについていけず、産業や暮らしにまで影響が出始めているような印象を受けます。
5年、10年後の庄瀬地区がどのようになっているかは誰にも分かりません。
しかし対策のために知見を広げるなどに予算を使うことも未来の投資になるのではないかと考えます。
次の世代へバトンを渡すために我々ができることは「未来を見据えた考え方」であり、
「行動」なのだと思っています。
微力ではありますが、庄瀬地区農地資源保全会でも未来を見据えた農業をサポートしていきたいと思います。